Windows7で32bit⇔64bitのプリンタドライバーを利用する方法

今年は珍しく12月25日前に年賀状を投函したid:rarayaですこんばんは。
年末ってコトで今年一年の総括をしたいところですが、その前に一つ小ネタを。


以前もプリンタについてちょこっと書きましたが(2011年3月11日でしたね…)、ウチで使ってるプリンタは未だEPSONのPM-890Cという年代物のプリンタです。もう10年以上になるのか…いまだに使えてるところが驚異的ですね。まぁ、基本年に2,3回くらいしか使わないので壊れないんでしょうけど。
しかもいまだにプリンタインクを発売してるってのもスゴいですよね。

EPSON IC1BK05W(モノクロインクカートリッジ×2)

EPSON IC1BK05W(モノクロインクカートリッジ×2)

EPSON IC5CL06W(5色カラー一体型インクカートリッジ×2)

EPSON IC5CL06W(5色カラー一体型インクカートリッジ×2)

↑インクの発売日は1999年なんですね…


毎年年賀状はパレットプラザで購入してるんですが、宛名は手書きじゃなくて家のプリンタで印刷してます。
で、今年も印刷しようかと思ってたら、はがき印刷ソフトの「筆まめ」が入っているPCが起動不能になってたんですね。そのPCはデスクトップPCで、OSはWindows XPでした。プリンタはノートPCに繋がっていて、こちらはVAIO Yシリーズですね。OSはWindows 7の64bit Home Editionです。
以前はちゃんと印刷できてたのですが、別のデスクトップPCに筆まめを入れてみたところ印刷できない…ていうかもう一方のPCからは一度も印刷したことがなかったんですね。で、プリンタドライバーも入っていなかったので入れようとしたら見つからない…
EPSONにはもうこの機種の最新OS向けのプリンタドライバーは提供していないようで、Windows添付のドライバーを使うか、ない場合はWindows Updateから取得する必要があるようです。
【参考】[FAQ番号:030395]OS添付ドライバーのインストール方法<Windows 7>|よくある質問(FAQ)|エプソン
最近のプリンタドライバーはプリンタ側か、サーバ側からクライアントPCに落として使うものですが、残念ながらこの方法はうまく行きませんでした。Windows 7ではプリンター→プロパティ→共有→追加ドライバーからプリンタドライバーを追加できるのですが、x86用(32bit版)のドライバーをインストールしようとすると、ドライバーのインストール場所を聞かれるんですね。EPSONでは提供していないし、Windowsのプリンタドライバーの場所はわからない。
全然わからないのでググってみたところ、いくつか似たような記事はあったのですが、どうもこちらの状況と合わなくてうまくいかない。


どうしようどうしよう、と悩んでいたところ、パッと簡単な方法を思いつきました。プリンタの繋がっていないPCの方に、プリンタを追加してしまえ!というものです。プリンタの追加でローカルプリンタを選択し、ドライバーをWindows Updateでインストールします。その後、再度プリンターの追加で今度はネットワークプリンタを追加するのです。そうすると、一度ドライバーがインストールされているのでそのままドライバーが適用されるのです。


なんだ簡単じゃん、と思われるかもしれませんが、自分でもそう思います(笑)。つかなんでこんな簡単なこと思いつかなかったんだろう…と。最近は職場でプリンタを追加する場合は、ネットワークプリンタでそのままドライバーが適用されることが多いので、その感覚で考えてしまったのが敗因ですね。
まぁそんなわけで、うまくいけたということで、こういうイレギュラーな使い方がまだ出来るってところで、まだまだWindowsは捨てたもんじゃないなぁ、と思うと同時に懐の深さを改めて思い知った次第です。