HTC J butterfly HTL21 1ヶ月ちょい使っての感想 前編

ほぼ、今年の抱負を守り続けているid:rarayaですこんばんわ。
「ほぼ」ってところがちとアヤシさを感じせざるを得ないですが、なんとか必死に頑張ってます。病気の人に「頑張れ!」っていうのは良くないっていいますけど、まぁそろそろ自分としては「やる気」を心と体と頭に刻み込む必要があるんじゃないかなと思って、ムリをしない程度に頑張っています。あとは結果がついてくれればよいのですが…


で表題の件ですが、butterflyについて。まだ発売されてから1ヶ月ちょい、もうすぐ2ヶ月ですか。いやー当たり前ですが、全然色褪せない感じでいいですねぇ、って当たり前か。とにかく快適に使っております。
docomoの春モデルも発売され、5インチフルHDが一つの基準になりつつあるということでどうしてもそちらのほうと比べちゃったりもしますけど、大丈夫です。何が!って言われるのもなんなんですが、まぁまだしばらくbutterflyの天下は続きそうです(異論は認める)。なんかいろいろ言えないところがあってアレなのですが。自分として、唯一の脅威だな、と思ったのは同じくdocomoの冬モデルのAQUOS PHONE ZETA SH-02Eですかね。スペック的にそれほどスゴいところはないと思うのですが、バランスがいいスマホですよね。普通にちゃんと使えるスマホ、という感じ。この「普通にちゃんと使える」ってのが意外と全然出来てないんですよねぇ、Androidスマホって。ああ、でもSAMSUNGの「GALAXY」シリーズはまた別ですね。アレも普通に使えるスマホだと思います。
SH-02Eに話を戻しますと、ディスプレイがいいとかそういうレベルではなくて、長時間の使用に耐える、ってところが重要かなと。使いたいときに使える、というのって当たり前なんですけどなかなかうまくいかないんですよねぇ。
何か、と言われるとやっぱりバッテリーなんですけど、このバッテリーが曲者で、大きくすりゃいいってモンでもないんですよね。特に去年の夏くらいまでがピークで、要するにマシンスペックとバッテリーの兼ね合いが難しかったんですよね。シングルコア1GHz程度だったDesireのころから比べて、クロックスピードが上がり、チップのプロセスルールの微細化が始まり、それに加えてCPU、というかSoC(System On Chip)のコア数が1→2→4へと増えていって・・・と。とにかく息をつくヒマもなく次々と新しい技術が投入されていった結果、ちゃんとしたスマートフォンのバランスが崩れまくってたのではないかと思います。まず、消費者が何を注目するか、と言えばやはりスペックですからね。1コアなら1GHzより1.5GHzの製品が好まれるし、明確に性能向上でのアピールをしやすい。もちろん、1コアよりも2コア、2コアよりも4コア、ってな感じでどんどんスペックが上がっていくわけですよ。でもバッテリーの大きさはそれほど変わらない。当然、画面も小さいよりは大きいほうがいい(程度によるけど)。可能な限り大きいディスプレイで、解像度の高い物。それにともなって重量も増していくんですけど、当然デカい、重い物は嫌がられる。そんなジレンマを抱えながら、本当に少しずつ改良を加えていったと思うんですよね。で、去年の夏でほぼ大きさと重さと処理速度の両立が出来始めたって感じなんですよね。特にSoCのスペックがとりあえず一段落した、ってところが大きいかなと。もちろん、これからも6コア、8コアとコア数が増えていくかもしれないし、今度はグラフィックスの性能が必要以上に求められたりするのでまだまだ進化は遂げるのでしょうが。


で、そのスペックとバッテリーの兼ね合いがうまくいったモデル、それがSH-02Eだったんじゃないかと自分では評価しています。
(続くよ)