夏アニ総評その1

そろそろ夏アニも終了してきつつあるので。
※ネタバレあるかもめ


うさぎドロップ」について。最後は無難なまとめ方でしたね。って後からわかったんですけど、原作のほうの第1部完了まで一気にやっちゃったってことなんですね。全体的には割と駆け足だったような気もしないでもないですが、でも特にムリがあったワケでもなく、うまくまとめたなぁって感じです。原作読んだあとでわかったんですけど、やっぱり原作がしっかりしてたというのが大きいかな、と。
ああしかし・・・なんかアニメ見ててもちょっと思ったんですが、やっぱり原作読んでたらだんだん悲しくなってきてしまいました。子供の親になるってのがどれほど大変なのか、そしてなんて素晴らしいことなのか、って考えさせてくれるんですよね。なんつーか、まぶしすぎる感じがするんですよね、この作品。自分にとっては。ある意味、人によって欝になる作品なのかもしれない。自分だけかな・・・


「No.6」について。なんつーか最後までホモホモしいアニメになっちゃいましたね。原作は読んでないんでアレなんですけど、やっぱ原作もそんな感じなのかなぁ。
最終的には紫苑の願いどおりの展開になったってことで、これはこれでよかったかな、と。沙布はいなくなっちゃったけど、お母さんともまた会えるし。生きてりゃネズミにだっていつか会える時が来るかもしれないし。って普通にハッピーエンドっぽい感じもしますが疑問点も結構残ってるんですよねぇ。結局あの寄生蜂はなんだったのか?とか血清を作るとか言ってた話も無くなっちゃうし(まぁ蜂が全滅しちゃえば必要ないんだけども)、No.6以外の他の都市はどうなった(どうなっている?)のか、No.6だけ特別な存在だったのかとか。あと反体制派の人間たちは一体なんだったのか、とかもありますし。No.6の外の世界の話もほとんど触れられずに終わっちゃったし。微妙に消化不良っぽい感じがするのでイマイチかなぁって感じました。
※寄生蜂についてはWikipediaに詳細が載っているようなのでそちらを参照してみてください
とかって書かなきゃいけないくらい説明されてないことがいろいろあるのがダメだなぁって思うんですよね。春アニの「C」とかも同じですけど。ある程度予想がつくくらいの謎は残しておいても構わないんですけど、物語の本編に根付いているようなところまでの謎とかが解明されてないとついていけないんですよね。というわけで、もう1,2話くらいあれば、もう少しちゃんとした内容になったんじゃないかなぁって気もします。
とにかく、ノイタミナは話数が少ないのがちょっと難点だと思いました(-_-メ)
ところで、どうでもいいけどイヌカシって女だよね?


今日は遅くなってしまったので、今日のところはこんな感じですかね。